Nov 30th, 2017

2017 TEQUILA FESTA TOKYO 優勝!:テキーラフェスタの舞台裏



2017年3月12日、アジア最大級のテキーラ&メスカルの祭典「TEQUILA FESTA TOKYO」が行われました。
日本全国から総勢63名のテキーラマエストロが集い、チーム制で競い合うカクテルコンペ。
セブンスリーのオーナー釜谷も「Hチーム」のリーダーとして参加し、見事『優勝』を飾りました。


有利なテキーラに恵まれなかった!? 逆境からのスタート。

この大会では、チームごとに特定のテキーラをベースとしたオリジナルカクテルを創作し、来場者の投票によって優勝チームを決めます。

大会の数週間前、メキシコ大使館に、テキーラマエストロの資格を持つバーテンダーが全国から集まりました。
リーダーに指名された9名が、くじを引き、それぞれのチームメンバーと、テーマとなるテキーラを決めます。
様々なお店で働くバーテンダーが全国から集まっているため、釜谷がリーダーとして率いる「Hチーム」も初対面同士のメンバーばかりでした。

そうした中で重要になるのが、コンペで取り扱う「テキーラの種類」。
パトロン、エラドゥーラなど有名かつ扱いやすいテキーラを他チームが引き当てる中で、釜谷のHチームが引き当てたのは・・・「ドン・ティンボン」。

「ドン・ティンボン」は、メキシコの家庭ではよく飲まれるプレミアムテキーラですが、日本には上陸したばかりで、味も名前もそれほど知られていません。
見た目も、玩具の様におじさんをかたどった可愛らしい容器と、その股間からテキーラが注がれるというコミカルな作り。
有名なテキーラ、使いやすいテキーラが有利とされる中では、くじ運が悪かったと言わざるを得ないスタートでした・・・。



発想の転換?「Hチーム」だからこその開き直り!?

あまり知られていないドン・ティンボンから、いかに人気を集め、来場者に支持されるカクテルを創れるか。
チームメンバーは、自分たちのお店の業務もこなしながら、限られた時間の中で、それぞれのアイディアを出しあいました。

実は、釜谷は前年のテキーラフェスタにも参加し、準優勝しています。
その経験上、優勝し切れなかった理由としてあげたのが、カクテルの「安定供給」でした。
準備段階からチームメンバー全員で一緒にいる時間が限られ、さらに大会当日の目まぐるしい回転の客数では、どうしてもカクテルの作り方や提供にバラつきが出てしまうのです。
そのため釜谷は、なるべくシンプルに創れるカクテルを目指しました。

さらに日本ではあまり知られていないドン・ティンボンというカクテルを飲んでもらうためには、来場者へのインパクト、特に女性にうけるための工夫も必要です。
そこで出たのが「Hチーム」だけに「エロ」をテーマにしては?というアイディア。
股間から注ぎ出されるというドン・ティンボンの見た目も逆手にとって、徹底的に「エロ」を追求していくことに決めます。


偶然の一致?チーム名、見た目、ネーミング。次々と噛み合いだす歯車

1,000人以上が集まる会場で、美味しくて、女性にうけて、安定供給も可能にするため、フローズンカクテルを出すことにしました。
釜谷は、過去のテキーラフェスタに参加してきた経験から、会場内は熱気がこもり、蒸し暑くなるのを知っていたのです。

Hチームは、Hチームらしく「マンゴー」と「ドン・ティンボン」、さらにテキーラのチェイサーとして使われる赤い「サングリータ(オレンジとトマトがベース)」を使用し、
『チンゴン』(メキシコの言葉で「すごい」という意味)というフローズンカクテルを創りました。
ネタのように聞こえますが、不思議とすべてが「エロ」路線でまとまります(笑)。

結果、熱気と高いテンションに包まれる会場で、インパクトと飲みやすさ、作り手側の安定供給と、独創的なアイディアを盛り込んだ「Hチームの『チンゴン』」は見事、優勝します。
不利と思われた「ドン・ティンボン」を中心として、統一されたブランドのように上手く歯車がかみ合ったのです。

都内のみならず、千葉、埼玉、神奈川、遠くは四国の高知からも参加した「Hチーム」のメンバー達。
各々が自分たちのお店で働きながら、限られた時間の中で、最高の結果を得ました。

当日の様々な裏話や、おすすめのテキーラなど気になる方は、ぜひ西麻布 セブンスリーへお越しください。




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